アルテーミスの采配

 

 

真梨幸子の本を読むたびに

心の奥が本当になんとも言えない気持ちになる。

復讐という一つのテーマから広がっていく惨劇は

18歳の私を人間不信にしそうな勢いだ。

 

名賀尻龍彦が取材した女優たちが次々と殺されていく

AV女優連続不審死事件は

最終的に一本につながる。

東大目指します。

 

おそらく私は、

世間的に見たら成績は中の下で偏差値50ちょいくらい。

 

でも、両親は私のことを世界を変える

エジソンとか、ニュートンとかそんくらい頭がいいと信じて疑わなくて。

 

だから、私が大学に全落ちというか

慶応大学に出願するのを忘れたり

国公立を一個も受けてないことを責めもせず

浪人を許してくれた。

きっと、うちの子は東大に行けると信じている両親が

一番喜ぶ未来になるように

ペンを握るしかない